万年筆のインクお持ちですか?ボトル、でかいですよね。あんなにでかくなくてもいいのに。ようやく最近、色雫が小瓶を売りだした。だけど、3色セット。使わなかったら、もったいない上に小瓶といえども、やっぱり場所とるしインクの寿命は3年らしいです。もう一度いいます。
「インクの寿命は3年」
……使いきれるか( ̄Д ̄)
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今までさんざん、インクを頂いた。頂いたのは、でっかいボトルじゃないよ。インクってボトルだと量が多いから、持て余している人がおおいのです。減らない。減らないけど、新色でてたら気になって買っちゃうインク沼の住人もおりましてだな。何人か集まれば、ちょっとしたインクパーティー。
小瓶にわけて、インク交換会をなんどかしたら、インク長者になった。色雫の「紫式部」だけしか買ったことないんだけど、この前数えたら12色に増殖していた。また、インクシェアの詳細は書きますね。
インク交換会の時に、小瓶にはいったインクたちが、いっっっっっっぱい手元にやってきた。
それはもう、色とりどりの鮮やかなものから、渋好みのもの。カラフルで、うっとり。今は減らしました。もうちょっと小瓶が多かった。
インクと共に、他の人が使わなくなった万年筆と、情報がやってきた。万年筆の扱い方は、自分でググって調べたけど。
基本的な情報が案外与えられずに、応用編ばかり教えていただくアンバランスさ。笑
・ペンクリニックの存在(ペン先の調整をしてもらえる)
・自分好みのインクを作ってもらえるインク工房。
・試し書きには、ガラスペンがいいよ。竹軸のものなら安いよ。ただし、あんまり店頭でみかけないけど。
そういった情報をインクの小瓶とともに頂いた。一気に増えたインク。実際、そんなにいらないのよね。
断捨離をしてから「少ないお気に入りのもので快適にすごしたい」という思いが根底にあるため、こんなにいらない。いらなくなったけど、無駄ではなかった。たくさんのインクを頂いて、いざ日常で使ってみると、試し書きをした時と感覚がちがう。
服の試着と一緒。店頭で試着して、かわいいとおもった服がイマイチ。その時、特に必要と思わなかったけど着心地がよくて、つい手にとってしまう服。
日常に引きいれないと、案外わからないのが自分の好み。
インクを試しまくったら、最終的に心地よくつかえる色にであえるようになっている。そして、その色は本当に人によって様々。
渋い色を愛用している方。茶色に落ちついた方。わたしが行きついたのは、鮮やかな青だった。
神戸インク物語「ゴッホコバルト」限定色
もう一度いいます。
限定色……。
泣いてもいいですか。これも、小瓶にわけてもらったもののひとつだった。気分で適当に万年筆にいれたゴッホコバルト。書いていくうちにすごく綺麗な濃淡に惚れた。
また、インクを試していくうちに、明度の高い目の覚めるような色がかいていて心地いいことも判明していた。黄色に近い黄緑LOVEになっていた私に、コバルトパンチがやってきた。
やっぱり日常使いとしては、ブラック・ブルーブラック・ブルー・ブラウンあたりがしっくりくるのです。ゴッホコバルトは、文字にあらたなリズムがでてくる感じ。
書いてて「うわ、きれいきれい」って思いながら文字をかくって幸せ。
駄目押しで、もう一度いいます。
神戸インク物語のゴッホコバルトは限定色!!
発売からけっこう日にちがたっていて、売っているかどうかもわからない。後日、インク目的でなくよくいく文具屋にいったら普通に売っていてびっくりした。もちろん買いました。ででんっ
ちらっ
おーぷん!
ゴッホのコバルトブルー。いらっしゃい。
えーっとね。ここらのどこかの色を出したのだそうです。前にイベントのトークショーでインクの製作者がいっておられたのだけれど、その時はあまり興味がなくて、ふーんくらいだった。
こういう「オレの定番色」をみつけられると、インク沼に平穏が訪れます。