「せっかく買った万年筆を撮ったのに、なんだかイマイチ」
「おきにいりのトラベラーズノートなのに、良さを撮りきれない」
なんてことは、ありませんか?
推し文具を、オシャレに写真に残す方法で押さえておくべきことは、3つだけです!
文具好きに人気のある万年筆で撮っていきます。
ライティング(光)を確保できる場所で撮影する
自然光のサイド光で撮るのが基本になります。
夜に天井からライトでも撮れるのですが、ライティング技術が必要になりますので、自然光で撮ることを断然オススメします。光を確保するために、窓際で撮るのが楽です。
部屋が散らかっているのは無視してください。
窓から光が射しています。
窓に向かってレンズを向けると、逆光になり写したいモノが暗くなります。
この場合は、机に向かってレンズを向けると、撮るモノの半分に光を受けるサイド光になります。
文章では分かりづらいですよね。
下の画像の黒い布に向かって撮るとちょうどサイド光になります。
黒い布は、背景の説明時に記します。
今は、自然光を使った場合は窓の近くに被写体おく‼︎被写体に太陽光が半分さすところに調整してカメラもっていく‼︎ということだけご理解いだければ大丈夫です。
そこまでできたら、光の質もちょっと気にしてみてください。
お昼頃が、一番光が強いです。光が強いと影もくっきり主張してくるので写したいものをバシッとメインに据えたいのに、影の主張が激しくてジャマ……という場合もあります。
そんな時は、レースカーテンをひいて光をやわらげたり、午前中に撮ってしまうなど時間をずらす。曇り時を狙って撮るなどしてもよいです。
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写真の背景をいい感じにする
映えスポットを決めて、ちょっと作り込みをしていきます。
今回は、机の上を片付けることを放棄したのと、長年使っている机のどうしようもない汚れがどうがんばっても映えないため、
モノ置きにしているラックを利用しました。
場所が撮りにくかったので、はじめに決めた場所へと移動します。
雑誌に出てくるような、オシャレなインテリアに囲まれた生活をしている人は、別になにもしなくてもいいのですが、小さなモノでしたら、生活感丸出しの部屋でもオシャレな小物の写真は撮れます。
部屋全体を写すのならば、必死で片付けなくてはなりませんが、映る場所さえ整えれば他がどれだけ散らかっていても大丈夫!
ようやく本題の背景の話にはいりますが、生活感がある部屋でも映える強い味方が2つあります。
背景紙と、布の2つを背景にするとオシャレに決まります。
背景紙は上のリンクを見てもらうと分かりやすいです。これを敷くだけで一気に背景が決まるとても便利なカメラの小道具。
私の持っている背景紙はダイソーで購入したA4サイズで裏表で柄が違ってとても便利なのですが、ダイソーにはA4サイズしかなくて……
ちいさな万年筆を写すのならばA4サイズで十分ですが、手帳やトラベラーズノートなどある程度の大きさのあるものを撮る時は不便なので、A3サイズの背景紙をポチってしまおうか悩んでいます。
背景紙を敷いて撮ったら一気にオシャレ
下に敷くだけではなく、立てかけて壁のようにして奥行きのある写真を撮ることができます。
下の英字新聞を外しての比較ですが、年代物の机がやっぱり写真を撮る上でノイズにしかならないので、入れたくないので上からのアングルを選んで今いますが、壁として背景紙を立てているときにせずに写すことができます。
「背景紙なんて、ないよ!今すぐ撮りたいんだよ!!」って方は、安心してください。
布を使いましょ。
「いい感じの布なんてないんだよ!」って人もいるかもしれませんが、安心してください。いい感じの布は我が家にもありませんでしたので、代用したのは服。
ちなみに、グレーや黒のストールなどがあると撮りやすいです。真っ赤なストールしか持っていなかったので、使いそうな服をもってきました。適当がすぎますが、これでも十分に撮れます。
※左下の写真は、光がはいるところに自分の手を持ってきてしまって、ガッツリ影が気になります。逆の手でペンをもったほうがよかったです。反省。
ただ、三脚をだしていなくてシャッターを切るのを利き手にこだわったらこれしか撮れなかったので、次回は工夫して撮りたいと思います。
白いシャツは、インクがつくとヤバイので気をつけてくださいね!!白シャツは早々に退場してもらいました。
以上で、写真を綺麗に撮る基礎的なことをおさえることができます。
ですが、ここまでだけでは「インスタ映えか?」「インスタでいいね!をたくさんもらえる写真か?」というところでは惜しい写真になります。
次に、そこからオシャレを足して撮っていく方法を書いています。
小道具を配置してオシャレに
布や、小物をつかってオシャレに配置をします。
このセッティングでいい写真が撮れるか8割は決定しています。
撮りたいものだけでなく、他のものも入れてみると目を引く写真になり、ちょっと見てみようかなっていう気になります。
万年筆に関連するノートなどのアイテムをいれてみてもオシャレになります。また、緑をいれるのも使いやすくていいのですが、大きいものは並べておくと写真のノイズにしかならないので、ちょっと離して遠くに置きましょう。
前ボケというのですが、手前にあるものをふんわりと輪郭をぼかして、奥にピントを合わせると手軽にオシャレな感じになります↓
スマホしかないけど、前ボケの写真を撮りたいよ!って方は、機種にもよりますがポートレートモードにしてピントを奥にあわせると撮れます。
唐突に万年筆じゃない画像をだしますが……↓このように、小さくて同じものがいっぱいあると散らばせて華やかになっていいです。ちなみに、これはドリップコーヒーです。
色々と万年筆にあうものはないか試してみるといいですね。ちなみに、撮りたい万年筆は小さいので、あまりにも大きいものとあわせる場合はそっちに目が持っていかれすぎるので注意が必要です。
インスタ映えのために
商品写真とインスタ映え写真は完全に違います。
商品がひきたつように、1ミリ単位で調整をする商品写真とは違って、遊び心であったり、生活の延長線上にあるような写真が好まれます。「広告臭のない写真」がインスタ映えに繋がります。
今回、書いたブログはプロの商品写真を撮る人には参考にならないので、商品写真を撮る人は参考書を買って勉強することをおすすめします。
では「広告臭のない、身近に感じる写真」とはなんでしょうか?
隙のない「商品だけが美しく撮られた写真」と、「自分に関係があると思う写真」では自分に関係のあると写真に関心が向きますよね。
従来の宣伝投稿写真と、自分に関係があるとおもう共感を呼ぶ写真では、いいね!の数にきっぱりと差が生じるデータでています。
今回書いたインスタ映えな写真の取り方ですが、手軽に撮れるように簡単に書いているので、別の誰かが書いた記事をみたら違うこと書いている!ということも出てきますので、もっと深く学びたければいくつも記事をみまわったり、参考になる本をご覧ください。
構図などもググってみると、よりよくお撮りいただけるかとおもいます。
居心地のいいカフェにいるような。
素敵な雑貨屋さんにおいてあるような。
そんな、するっとすぐそばにあるような感覚になる写真を目指してみてください。